刺客信条系列第一主角:乾田直播 技術速報 No.1 初期の水管理

来源:百度文库 编辑:偶看新闻 时间:2024/04/28 13:11:47

乾田直播 技術速報 No.1

 遅い融雪とその後の天候不順で,播種までもっていくのに苦労されたかと思います。
1~2ヶ所を残し,各地とも,ほぼ適期内(~5/10)に播種が終了したようです。
今回は,「技術情報」として,苗立ちと初期生育に大きく影響する水管理のポイントを整理しました。
今後,適宜情報をお知らせしようと思いますので,参考にして下さい。不明な点があれば,総研1チームまでお気軽に連絡下さい。
Fax. 011-859-2178 , mail: jiro@cryo.affrc.go.jp

○播種後の水管理○初期の水管理 播種後の水管理は,平均気温が11.5℃に達したときとします。湛水が早すぎると低温による苗腐敗病などの発芽障害が起こります。初期の浅水は,水の保温効果(+6℃)を高め,さらに種子が酸素不足にならないように浅水で管理する。

 ①入水準備
 用水が来たら給排水明渠に入水して地下水位を20~30cmまで上昇させる。このとき田面湛水にはしない。部分的に黒く湿潤になる程度とする。

 ②入水時期
 発芽伸長の確保できる,日平均気温11.5℃を目安に田面湛水する。 ① 湛水後2週間, 発芽(1葉期)までの水管理 は3~0cmの浅水管理を徹底します。最適日減水深は15~25mm,1~2日間の止め水で80~100%田面が露出する。取り水は,気温?水温の差が少ない夜間又は早朝に行い,水深3cm程度で止水し,水温上昇に努める。かけ流しは絶対行わない。 (湛水当初は,田面がすぐ露出してもとくに問題はない。深水にしないことが重要。)

 ② 1~4葉期 (5月下旬~6月中旬)は5cm以内の浅水管理を徹底します。田面が露出すると雑草の繁茂や鳥害を招くので注意が必要です。

 ③ 播種時の砕土率が悪い場合(2cm以上の土塊が多い)は,発芽揃い(2週間程度)までごく浅水にして酸素不足にならないようにします(苗立ち数200本/㎡以上確保)。

 ④ 表面播種の場合,土中の酸素が不足すると根の生長不良をおこし,徒長軟弱になります。分けつ始め4葉期頃(6月中旬)まで3cm程度の浅水とします。

初期水管理のポイント