中国保健食品:【外信コラム】ソウルからヨボセヨ 韓国ラーメンの進化?

来源:百度文库 编辑:偶看新闻 时间:2024/05/03 22:58:05
ソウルからヨボセヨ 韓国ラーメンの進化?2011.11.26 02:52 [外信コラム]

 韓国料理というと何でも唐がらしが入っていて真っ赤というのは必ずしも正しくない。食堂の大衆料理がそうであって、上品な料理や家庭の食卓ではそんなに赤くない。ただ外国人にはそのイメージが強く、たとえば日本でも人気の韓国ラーメンというと激辛で赤い。

 ところが韓国では最近、赤くない即席ラーメンが爆発的人気で話題になっている。韓国ヤクルトが発売した「ココ麺」がそれ。8月以来、すでに4500万個が売れ、店頭に出ると同時に完売なため筆者も先日、やっと口にできたほどだ。

 牛肉スープが主流の韓国で鶏スープを使い、色も味もすっきりで韓国離れ(?)している。ただ刻んだ青唐がらしが入っており多少の辛さは残してある。結構、いける。この“赤離れ”は経済発展を背景にした味覚の余裕だろうか。

 韓国の即席ラーメン(韓国では“ラーミョン”というが)は、1963年に日本の明星食品から無償でノウハウをもらってスタートした「三養ラーミョン」が最初だった。それが今や1人当たり消費量では日本より多い“ラーミョン天国”になっている。

 韓国ヤクルトは即席ラーメンでは業界4位だったが、今回の大ヒットで一気に2位が狙えそう。赤くない「ココ麺」は韓国ラーメンの進化か、それとも“元祖日本”への先祖返りか?(黒田勝弘)

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ソウルからヨボセヨ 平壌に冷静な韓国

2011.11.19 03:16 [韓国]

 平壌での日本と北朝鮮のサッカーW杯アジア3次予選は予想通り異様な雰囲気だった。スタンドの5万人対150人もさることながら、一糸乱れぬお得意の人文字や金正日総書記をたたえる歌の大合唱など、北朝鮮らしくて納得というところか。

 北朝鮮の勝利を伝える官営メディアが「軍事優先朝鮮の気概と威容を誇示し、強盛国家建設の最後の攻撃戦を展開しているわが軍隊と人民に大きな信念と鼓舞をもたらした」と興奮していたのもうなずける。北朝鮮では昔からスポーツも芸術も人民支配のための政治である。だから対外的イメージより国内での政治的効果の方が重視される。

 しかし韓国の反応はかなり冷静だった。本音が出るネット世界では、北朝鮮の勝利を喜び「高句麗の気概をよく発揮した」とか「わが民族精神の勝利」など祝賀メッセージの一方で、日本の国歌演奏に対するブーイングなどマナーの悪さや政治過剰を批判する声が結構あった。「日本の選手や応援団が無事に帰国できたのは実に幸いだった」とか「日本が負けてよかった。逆なら北の選手は全員、収容所入りだったから」など皮肉も。

 ただ韓国も日本とのサッカーではスタンドに「独島はわが領土!」などといった反日横断幕が出ることがあるから、いえた義理ではないが。(黒田勝弘)
ソウルからヨボセヨ 韓国は“顔社会”だ2011.10.29 02:48 [韓国]

 日本語に翻訳すれば「イケメン引っ越し」となるのだろうか。学生街の小さなワンルームマンションに住んでいるのだが、毎日のように広告のチラシが舞い込む。一番多いのはフライドチキンや中華など出前モノだが、引っ越し案内も結構多い。

 韓国の借家契約はだいたい2年で、しかも契約料がしょっちゅう上がるので引っ越しが多い。わがワンルームでも春秋のシーズンには毎日のように引っ越し荷物が往来する。

 で、最近、ドアの間にはさまっていた引っ越し屋の案内チラシを見ると「イケメン引っ越し」とある。韓流スターばりの顔写真付きだ。「お客さまは私の恋人」「お荷物は私の母の荷物のように」などとある。引っ越しに際してはイケメンがトラックに乗ってやってくるというのだろうか。

 イケメンは韓国語では「コッミナム」で直訳だと「花美男(コッミナム)」となる。ほかにも「花美男クリーニング」「花美男化粧品」「花美男お花屋さん」「花美男カラオケ」「花美男ラーメン」…。テレビドラマでは「花美男時代」「花美男株式会社」…。イケメン花盛りだ。ワンルームマンションのエレベーターの鏡の前でも「花美男候補生」の学生たちが毎朝、自分の顔に見入っている。就職にも“顔”が重要なのだ。だから男も真剣に整形を考える。(黒田勝弘)
歯を抜いてまで…兵役逃れで韓国POP歌手を聴取 イタチごっこの徴兵忌避2010.9.18 12:00 (1/2ページ)

 日本でも人気が高いK-POP歌手、MCモンさん(31)が、兵役を不正に免れていた疑いが発覚し、ソウル地方警察庁が兵役法違反などの容疑で捜査に乗り出した。容疑では、前歯など少なくとも4本の歯を抜いて徴兵の身体検査を受け、兵役不適と判断されるようにしたという。徴兵制を敷く韓国では以前から、著名人やエリート層で兵役逃れが頻発。その都度社会問題化し、1年前にも罰則が強化されたばかり。だが、今回の問題も一罰百戒とはならず、警察関係者は、「摘発はイタチごっこ。徴兵逃れは繰り返されるだろう」としている。(加藤達也)

 朝鮮日報紙や、聯合ニュースによると、MCモンさんは1998年に徴兵身体検査を受けた際には、歯も含めて身体に異状はなく、「1級現役」の判定を受けていた。ところが、その後625日の間に7回、入隊を延期。2007年には「歯が1本抜けたため、入隊できない」と申告。

 同年の口腔(こうくう)内検査で歯が12本抜けていたため、「歯の機能が規定を満たしていない」として兵役を免除されていた。

 警察は12本のうち少なくとも4本は、兵役を逃れるため、故意に抜いていたものと断定したという。

 警察は今年初め、「兵役逃れの抜歯」情報を入手。内偵捜査を開始し、既に数回、事情聴取したが、「(MCモンさんは)いずれも容疑を否認している」(ソウル警察関係者)といい、警察では引き続き捜査する。

 捜査を受けたことについて、MCモンさんは、自身のホームページで、「兵役免除のために健康な歯を抜いたことは一切ない」と全面否定。歯を抜いたのはあくまでも「歯に異状があったため」とし、当時の歯の状態は「医師も驚いた」ほど悪かったという。

 現在、不正な兵役逃れと批判が集中しているが、「兵役不正問題を起こした芸能人として記憶されたくない。汚名は必ず返上する」と潔白を強調している。
日本でも人気が高いK-POP歌手、MCモンさん(31)が、兵役を不正に免れていた疑いが発覚し、ソウル地方警察庁が兵役法違反などの容疑で捜査に乗り出した。容疑では、前歯など少なくとも4本の歯を抜いて徴兵の身体検査を受け、兵役不適と判断されるようにしたという。徴兵制を敷く韓国では以前から、著名人やエリート層で兵役逃れが頻発。その都度社会問題化し、1年前にも罰則が強化されたばかり。だが、今回の問題も一罰百戒とはならず、警察関係者は、「摘発はイタチごっこ。徴兵逃れは繰り返されるだろう」としている。(加藤達也)

 朝鮮日報紙や、聯合ニュースによると、MCモンさんは1998年に徴兵身体検査を受けた際には、歯も含めて身体に異状はなく、「1級現役」の判定を受けていた。ところが、その後625日の間に7回、入隊を延期。2007年には「歯が1本抜けたため、入隊できない」と申告。

 同年の口腔(こうくう)内検査で歯が12本抜けていたため、「歯の機能が規定を満たしていない」として兵役を免除されていた。

 警察は12本のうち少なくとも4本は、兵役を逃れるため、故意に抜いていたものと断定したという。

 警察は今年初め、「兵役逃れの抜歯」情報を入手。内偵捜査を開始し、既に数回、事情聴取したが、「(MCモンさんは)いずれも容疑を否認している」(ソウル警察関係者)といい、警察では引き続き捜査する。

 捜査を受けたことについて、MCモンさんは、自身のホームページで、「兵役免除のために健康な歯を抜いたことは一切ない」と全面否定。歯を抜いたのはあくまでも「歯に異状があったため」とし、当時の歯の状態は「医師も驚いた」ほど悪かったという。

 現在、不正な兵役逃れと批判が集中しているが、「兵役不正問題を起こした芸能人として記憶されたくない。汚名は必ず返上する」と潔白を強調している。
ソウルからヨボセヨ ノリ巻き賛歌2011.8.6 03:17

 韓国で官民挙げて大騒ぎになるいわゆる“日本人妄言史”には故田中角栄首相の発言もある。日本は韓国の近代化に寄与したという話で「ノリの養殖」を挙げたのが「過去を反省しない植民地支配の美化だ!」といって非難された。

 しかしノリの話はその通りで、その結果、ノリは韓国の名産になり、ノリ巻きの普及にもつながった。ノリ巻きは日本起源だが、韓国語では“ノリご飯”の意味で「キムパプ」といって、今や国民的料理になっている。

 いたるところで売っており「キムパプ天国」というノリ巻き専門店の全国チェーンさえある。種類もキムチ?キムパプはもちろん、ノリをご飯の中に巻き込んだ「ヌード?キムパプ」という傑作(?)や、筆者好みのサラダ?キムパプなど実に多様で創造的だ。そこで「韓国料理の世界化候補としてはビビンバよりキムパプの方がはるかにいいのでは」としきりに勧めているのだが…。

 最近、自民党議員一行が領土問題視察で韓国を訪れ空港で入国拒否される騒ぎがあった。その際、“送還”までの間に食事にビビンバを食べ、さらにノリをお土産に買って帰ったのはヒットだった。日本の政治家としては珍しく余裕とユーモアがあった。ついでにキムチも買ってあげればもっとよかったのに。(黒田勝弘)
ソウルからヨボセヨ ホームレス体験2011.11.12 03:08 [外信コラム]

 趣味の渓流釣りで時に鉄道を利用して山に出かける。早朝、ソウル駅でベンチに座っていたら、隣にいたよれよれのオヤジが筆者のヒジをつつきパンを差し出し「食え」という。妙なことを言うなと思いながら「いや、メシはもう食った」と断ったのだが、はて?

 後で真相が分かった。風体からしてオヤジはホームレスで、筆者を同僚(?)と思いパンをくれようとしたのだ。筆者は釣りスタイルで、リュックをかつぎ、ジャンパーに野球帽、運動靴、白髪で顔は日焼けしている!

 ソウル駅は高速鉄道開通後、ガラス張りの超モダンな駅舎になったが、ホームレスに悩まされている。小便の臭いがただよい、集団酒盛りやへど…トイレでシャワーをする者など。

 そこで鉄道当局は強制退去の方針を発表したが、当選したばかりの市民運動出身の左派系ソウル市長が早速、異議を唱えた。しかし市には収容施設があるのに空きが多い。現状を無視して鉄道当局に文句をいうのはおかしいと世論は市長に批判的だ。

 韓国ではホームレスのことを「露宿者」といっていたが最近は「露宿人」といっている。「者」より「人」がていねいというのだ。人権派の新市長下で弱者への過保護(?)はもちろん、これまで以上の“デモ天国”が予想される。(黒田勝弘)

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