ambition什么意思:乾田直播 技術速報 No.4 分げつ確保

来源:百度文库 编辑:偶看新闻 时间:2024/05/03 15:22:28

乾田直播 技術速報 No.4


苗立ち数と4~6葉期の生育?栄養診断

安定多収には,4葉期から6葉期の栄養生長が最も重要になります。

○ 直播水稲の収量水準は「苗立ち数」と分げつ初期(4葉期)~分げつ盛期(6葉期)の窒素栄養、「分げつの出方」によって支配されます。

○ 下位分げつの促進:深水にせず3~5cm程度の浅水管理が分げつ発生?促進に効果的です。

○ 6葉期(第6葉が第5葉の8割以上の長さに展開した時期)の栄養診断は,第5葉の葉色で判断します。葉緑素計(SPAD)で41~45が適正範囲です。

4葉期の生育?栄養診断

 4葉期の生育?栄養診断は「苗立ち数」の把握と第1節位分げつ(1葉)の状態、さらに分げつ稲の葉色を基準に窒素栄養状態を診断します。
 苗立ちが150本/㎡以下の圃場や、第1節位分げつ(1葉)数が少なく3葉の葉色が淡い場合に窒素1~2kg程度(硫安5~9kg/10a)の追肥が有効です。


初期の栄養と葉の出方

○ 種もみには2枚の葉がすでに分化されており発芽と共につぎつぎに出てきます。2葉~3葉期(離乳期)は栄養的に独立する時期で生育が乱れやすい。側条施肥のききめは発芽直後から現われ、離乳期の生育がよくなり生長を促進します。
 生長は細胞が分裂し次第にふえ生長します。細胞は主にタンパク質(主な成分C?O?H?N?S)からできており炭水化物(でん粉の主な成分C?O?H)と「チッソ」を主原料に葉でつくられます。
 初期生育の差は,初期の栄養条件によって出てくると思われます。

○ 葉の出方は、栄養生長期(1L~8L±0.3L)には積算温度105~110℃毎に、生植生長期には160~170℃毎に1枚ずつふえます。1葉期~4葉期では,ほぽ6日毎に、4葉期~8葉期はほば7日毎に1枚ずつふえる計算になります。生殖生長に入る8葉期~止葉期では7~8日毎に1枚ずつふえます。

分げつの出方

○ 分げつは第4葉と共に第1節位(1葉)から出始め、第5葉目に2節位分げつ(2葉)、第6葉目に3節位分げつ(3葉)、第7葉目に4節位分げつ(4葉)が出ます。
 このように分げつは主稈の低節位から高節位へと出ますが,分げつ茎にも節ができ主稈と同様に順序よく分げつが出ます。また、分げつを増やすための栄養は主に主稈葉の4~8葉でつくられます。

○ 良好な生育では,4葉展開時に苗立ち数10本当たり第1節位分げつ(1葉)が4本程度見られます。5葉期には第1節位分げつ(1葉)と第2節位分げつ(2葉)合わせて10本程の分げつが確保されます。また、有効分げつ茎(穂数)の決定は7葉期です。