淮东路周边道路规划图:水稲栽培管理のポイント (出穂期前後の管理)

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水稲栽培管理のポイント (出穂期前後の管理)

印刷用ページを表示する 掲載日:2010年3月19日更新

8月に入り、間もなく稲の出穂の時期を迎えます。出穂?開花期は、稲の一生で一番大切な時期になります。高品質?良食味米をつくるため、ポイントをおさえた、適切な管理を実施してください。

水管理のポイント

 出穂の前後は最も水を必要とする時期です。水が切れることがないよう注意しましょう。また、近年の温暖化にともなう猛暑の対策として、稲の体温及び周囲の気温を降下させる「夕方入水」をこころがけましょう。


時期別の水管理方法

1 出穂の前後は5cm以上の深水に
  出穂前後は最も水を必要とする時期なので、止水をしっかりおこない深水とする。
  また、この時期に台風が襲来した時は必ず深水とする(特に通過後フェーン風が吹く時)。
2 開花が終了したら間断かんがいで
  開花終了後は、根の機能を維持するため、入水と落水を繰り返して酸素供給をはかる。
3 猛暑日は夕方に入水を
  稲も体力を消耗する猛暑日には、極力夕方の入水をこころがける。
4 落水は出穂から25日後以後に
  早期の落水は、玄米の品質を落とすので、出穂後25日までは間断かんがいを続ける。

病害防除のポイント

 山間山沿い等のいもち病常発地では、病斑の早期発見と粒剤による効果的な防除をすすめましょう。ここ数年、キヌヒカリを中心に、もみが褐変する細菌病が多発しています。キヌヒカリの採種ほでは、殺菌剤の散布をおこないましょう。散布に当たっては、飛散防止をこころがけましょう。また、本年キヌヒカリを中心に、ばか苗病の発生が育苗期に見受けられました。病気にかかった株を見つけたら、抜き取りをおこない搬出処分してください。

要注意病害

いもち病内えい褐変病ばか苗病

防除の留意点

1 いもち病
  山間山沿い等の常発地では、病斑を見つけたら早めに粒剤を散布する。
2 内えい褐変病、もみ枯細菌病
  ここ数年、キヌヒカリを中心に、もみが褐変する細菌病が多発している。
  出穂期から開花期にかけて、高温と降雨が続くと発生を助長する。
  キヌヒカリの採種ほ場では、殺菌剤による防除につとめる。
3 ばか苗病
  本年、キヌヒカリを中心に、育苗期に発生が見受けられた。
  病気にかかった株が出穂期まで残ると、病原菌が周辺に飛散する。
  病気にかかった株の特徴である、色が淡く、徒長した株を見つけたら、抜き取り搬出して処分する。
  採種ほ場およびその周辺ほ場では、特に注意を要する。

(平成20年8月1日作成)